最初に買うカメラって迷うよね、という話。(読み飛ばし推奨な前知識番外編・センサーとボケの話)
前回の記事はこちら。
背景を大きくボカした写真を撮りたい!センサーが大きいほどボケるんだよね?
(写真はマイクロフォーサーズE-PL3)
それで「ほぼ」正解です!そのままの認識でいいと思います。
ただ実は、「厳密にいえば」少し違ってたりします。
焦点距離が長くなる(望遠)ほど、f値が小さくなるほど、ボケ量も大きくなるわけなのですが…
同じ焦点距離、同じf値ならセンサーサイズが違ってもボケ量は同じになります。
ただ実際に試してみればわかると思うのですが、たとえばフルサイズで50mm/f1.8のボケがほしいと考えて同じスペックのレンズを使った場合、換算100mmと望遠寄りになるので、同じ感じに写したいと考えた場合、25mm(焦点距離が短い、ボケが小さくなりやすい)のレンズを使うことになるので、結局センサーサイズが大きいほど有利というわけですね。そもそも焦点距離が長すぎると普段使いには少し難しくなりますし。
とはいえいろんな人のマイクロフォーサーズの写真を見る限り、25mmでもf1.8もあれば充分、思いっきりボケてくれてる感じもしますね。
ちなみにピントから離れれば離れるほどその場所は大きくボケるので、背景を大きくボカしたい場合は、被写体と背景を大きく離すことでボケを大きくすることもできます。
ちなみに今回の写真は2枚ともマイクロフォーサーズE-PL3+FUJINON55mm/f1.8(非EBC)のもの。
当然フルサイズが一番有利ですが、それ以外でも工夫次第である程度ならなんとかできるよ!という話でした!
今回もお付き合いいただきありがとうございました♪